天皇の料理番


11月13日は良い事が二つ。

すももが8日振りに帰って来た事。
天皇の料理番という方の講演を聴く事ができた事。
15時半から東文化センター(白河市)で講演があるというので
夫と二人ででかけました。
続きに「きつねうち温泉」があるので時間があったら入って来よう
と思いつつ、イソイソと出かけました。
こんな機会は滅多にないことなので(何せ天皇家の台所事情が解るんですから)
案の定、かなり興味深々な事柄ばかりで、関心したのは天皇、皇后両陛下の
とても質素な食生活の実態でした。
庶民と変わらない物を召し上がっていらっしゃるんですねえ!
朝は納豆とか秋刀魚などごく普通なお食事なのです。
そうでしょうねえ、宮中晩餐会や国賓の方の晩餐会などは
ちゃんとしたフランス料理のコースメニューを食べなくてはいけないのですから。。。。
家でだけではシンプルなお料理を食べたいでしょうね。
しかも皇居の中は食材の宝庫でとっても自然に富んだ所らしく
春は蕗の薹、ゼンマイ、こごみ、竹の子などお庭から
いただく事ができるらしく、しかもそれらの出ている事を
皇后様や天皇陛下からご指摘いただいて料理番のかたは急いで取りに行く、
という日常らしい。また昭和天皇に至っては海洋生物学者なので
この時期にこれが取れる訳がない! などとのご指摘を受けたことは
多々あるようでした。面白、可笑しく軽妙に語られるので、しかも
やはりお上品!(決して嫌な意味ではない)
語り口がお上品で聞き易いし面白いエピソードなども交えて下さる
し、ただ残念だったのは主催者の宣伝の仕方が悪かったのか
さして聴講者が集まらなかった事。知り合いの知り合いとか
やっとこれだけ集めました、みたいな人数にはビックリ!
もっと宣伝の仕方があったんではなかったのか?
しかし、かなりの収穫があった講演でした。
高橋恒雄先生、どうもお忙しい中有難うございました(在位20年だしオバマ大統領が来ているしでお忙しい中でした)。
質問のお答えも参考になりました。。。。しかし皆なんであそこで笑ったんでしょうか?
スープ屋になる事がそんなに面白かった?  たぶん冗談だと思ったんでしょうか?
本人は???
笑われてる意味わかんな〜い!
質問の答えなども大変参考になりました。ぜひ参考にして今度は自分でアレンジして
蕪のスープ作ってみようと思います。
今入院している97歳の義母に良さそうです。

コメント

  1. わたしも、この講演会に参加しましたが、本当に興味深い内容で、勉強にもなりました。
    和食の基本が素材を生かす点にあるということが、大陸の地理的条件の違いなどと重ねて解説していただいたので、なるほどと合点がいきました。

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  2. 蕪のス-プの味見は当方にお任せあれ。
    スープ屋さんに新たなレシピが加わりましたね。

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  3. 昨日只の蕪が二つほどあったので、スープ作って
    みました。蕪は只の。。。。でも、鶏は只のではございませんで、烏骨鶏の肉を使用!
    なんと!濃いスープ出来た。
    野菜も畑から堀立の物ばかりで新鮮、という事もあったんでしょうが。。。。。

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