台所通信6月号  Vol.32


湯浅 美和子さんの写真


「マッサマンカレー」       







「マッサマンカレー」
タイ中部から南部のイスラム教徒の人達だけのいわばご当地カレーのような存在。
             
そもそも「マッサマン」とは?
タイ王国に起源を持つゲーン(タイカレー)だそうで、タイ南部を訪れたアラブ人の貿易商人が起源とする説もあり、イスラム教の規律に従って豚肉以外で作る事が多いそうですが・・・先日我が家で作ったのは牛肉でした(袋のレシピにあったので)がチキンや鴨肉や豆腐などでも。
アメリカの人気情報サイトで世界で最も美味しいカレーに選ばれたカレーでほのかな辛さの中に深いコクと上質な甘味があります。
用意するのはルーと肉類、タマネギ、ジャガ芋、ココナッツミルク(粉でも)ルーはちょっとしたタイ食材を扱っているスーパーなどで手に入ります。身近ではイオンにあったような・・・。あと、ナンプラーと砂糖です。





「この頃思う事」


5月になって木々の芽吹きが忙しく緑がグラデーションの様(さま)を見せ始めた頃、私達はユアシスのお山へ要約出入りし始めました。
放射線量を計りながら作業です。
 道側のの傍に取り敢えず「向日葵」の種!そこは0.46μSv。ほぼ三年前の半分近い数値になっていました。
 特に大きな機械を持たない私達は持てる限りのあらゆる手作業で(鍬、鎌、斧、鉈)少しずつの作業です。作業していくうちに昔の農家の方々の苦労がホントに良くわかります。亡くなった父や兄も山での作業をしていたこともあり、こんなに大変だったのか?と・・・。
 三年ほど足を踏み入れなかったこのお山でもちゃんと木々の営みは行なわれ、毎年山野草達は忘れずに花を咲かせてくれていました。
木々の中に立っていると少し疲れていた体がみるみる復元されいくのが判ります。だからかなりの時間を費やして作業しても、それは心地よい疲れににしかならないのは不思議です。



「自分」の時間は。。どんな時?
  土と触れ合い農作業の出来る場所にいる時。そしてちょっと音楽でも
かかっていると尚良いかもしれない。・・・私の時間!
 身近な人や知り合いが亡くなると様々な事を考えさせられる機会を与えられます。自分自身も昨年兄二人を相次いで亡くした頃、未だにそれは突然の(そう思ってしまう)事だったので、受け止められないでいます。
長兄は7月で一年になりますが、その三ヶ月後は次兄の一周忌。
特に次兄はほんとに突然の話だったので、、、つい三日前までメールで話をしていたはずでしたから。。。
また、先日は前の住まいの同じ隣組だった方が77歳で亡くなったとの事でした。誕生日目前の事だったようでご家族の悲しみは想像できないほどです。もう八年目に私のガンの養生生活にも何時何時終止符が来るかもしれません。その時は身も心もキレイに片付けておきたいものです。
還暦を迎えようとしている今もうそろそろ「楽になれる時間」を持っても
バチは当たらないと思うんですがいかがなものでしょうか?






最近、「俳句」を楽しんでいます。毎週水曜日新聞の文芸欄に
短歌、俳句、川柳などが載ります。

初めて投稿した句が載ってちょっとお調子に乗りまして、毎週投稿するようになりました。

「俳句」って、五・七・五の十七文字に自分の思いをギュッと閉じ込めるもの。
難しいのですが、面白くかなり深いです!

それでは私のつたない「俳句」をお楽しみ?下さい。

この春の雪の多さに郷思う

春なのと夜寒に響く猫の声

義母の句を口ずさんでいる春の雨






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