漢方の薬効 科学的に。。。松本司教授

漢方の薬効 科学的に  いわき明星大 和漢薬物学教授 松本司氏

  2018年8月21日の民友新聞にこんなコラムをみつけました。

漢方薬は二千年異常の歴史がありながら実際になぜ効果があるのかという部分で
不明な部分が多い。それを解明して医療や薬学の発展に貢献したい。と語ります。

取り組んでいる研究は、漢方薬による腸管免疫系の調節作用について。
通常薬の成分は吸収されないと効かないとされてきたが、漢方薬に含まれる高分子の
多糖成分は吸収されないものの、腸の中から腸の細胞に働きかける事で、全身に及ぼす
ことが研究でわかってきた。

このほか漢方薬には、生薬を混ぜて煎じたり、組み合わせることによって効能を
発揮する事例もあることが、研究の過程で確認されたという。
大学では、「薬理学」薬が効くメカニズム。「薬の基原」薬の成り立ち、生薬について
学ぶなどを教えている。

漢方薬にも副作用が有る事など注意すべき点など、正しい知識を持った薬剤師の
育成を目指していらっしゃいます。



薬学の観点からいうとこのタイのおかゆ「カオトム」や中華粥は非常に理にかなった
食事と言えるのではないでしょうか ?
私などは体調がすぐれずに寝込んでいるとタイの嫁が必ずこの「カオトム」を作ってくれ
るのだが、なぜか元気に成っていくのがわかるのです。まあ、嫁が作ってくれたという
だけで感激ものですが、豚肉の塊をわざわざミンチにして煮込んでいるのでとても良い
出汁も出るし、コトコトゆっくりご飯をトロトロになるまで煮込んでくれるので
この弱った体には効くのでしょうか ?
また中華粥などは夫が中国に赴任中は体調が悪い時には決まってお粥のお店に連れて行ってもらったとか。お粥自体が薬なので効くはずですね。ホテルなどに泊まった時の朝食にお粥があるとやっぱり手を出しちゃいます。美味しいかどうかは別ですが。。。

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