台所通信 vol.47の続き

最近の関心事 「若者にも喜ばれる漬物を」

ある日の民友新聞にこんな記事。
今時の若い子が(これを書くと年寄りか?)漬物を食べたがるのだろうかとふと、思ったが
この発想は福島明成高校 食品科学科の2年と3年の高校生の言葉でした。
 このお二人は全国大会の漬物グランプリ2018で優勝の栄誉に輝いていました(すご〜い❗) 二人の熱い思いが詰められたのは「紅色がっこいぶり」??
「いぶりがっこ」なら秋田の名産にあるけど、「がっこいぶり」?
それはしそジュースに漬け込んだあとに燻された大根で、2年生の菅野海渡くんが1年の時に作って冷やして保存しておいた「しそジュース」に漬け込んだもので、その「しそ」も学校の畑で収穫したものに砂糖やクエン酸、ビタミンCでできているそうで、名前の
「紅色」はそこからきているようです。(なるほど❢)
そして二人が参考にしたのは我が秋田県の「いぶりがっこ」。大根を燻してから漬け込む
のですが、その逆。漬け込んでから「燻す」工程を考えついたようです。
 3年生の佐藤琢真くんは「発酵」の重要さに気づき発酵食品の良さを広めたいとの事。
将来は管理栄養士の資格を取り、発酵食品との関わりを持ちながら、子どもたちに食育
の授業をしていきたいとの事。。。。。「できる❢ 君たちになら出来る❢」
 嬉しい❢ こんな高校生がいるなんて。すんばらしい❢

漬物、いぶりがっこ、しそジュース、発酵と私の好きなキーワードが4つもでてくるなんて是非、小泉武夫先生に逢う機会を与えていただきたいなあ〜〜〜。と何のカラミもない
おばさんは思うのでありました。
                  (記事は2018,8,5 福島民友新聞より抜粋)






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