シニアの備え。。。2018・7・30福島民友新聞より

「シニアの備え」

共同通信編集委員 高瀬高明氏

「シニアの備え」というコラムの中で、起業は収入よりやりがいを求める方が多いのだという。セカンドライフの働き方として「起業する」という考え方は現役時代の信用や人脈
を活かし、それまで培った趣味や特技などを深めたりして、自分の裁量で仕事するシニア
が増えてきているのだそうです。
 15年前に比べると約1.5倍(2014年版 中小企業白書より)なのだそうで、業種は通所介護
などの「医療・福祉」。経営コンサルタントなどの「サービス業」。「飲食店・宿泊業」
 起業の動機としては、(社会貢献がしたい)と思う人が多く、収入に対しては「家計を維持
できれば充分」「家計の補助程度」で73%を占めているそうです。
社会貢献できて、元気なうちはいつまでも働きたい。収入よりもやりがいを重視。
「年齢や性別に関係なく仕事がしたかった」こんなイメージがシニア起業家にはあるようです。とはいえ、資金計画は重要で中小企業白書によると、起業費用は200万〜500万円が最多。退職金などの活用もあってか、他の年代に比べると多額になる傾向があるとか。それにつけても、起業から一年以内の採算状況は半数近くが赤字基調の厳しい世界で
ある事も確かで、思い通りに進まないなどの場合は早い撤退の決断が必要だとも言える。

かく言う我が社も(ユアシス)主人が以前の会社を定年退職する3年ほど前から起業したもので、2018年で12年目になる。周囲の人たちは「貴方がやるのなら一年で潰れる」
って断言されていたが、取り敢えず、10年は過ぎたことになる。無事にとまではいかなかったが、毎月従業員には欠かさず給料を払ってこられたが毎月の自転車操業は変わりなく続いている状況はずっと同じ。。。
 本人はずっと薄給で働き続けているので、果たして「働きがい、やりがい」は??
本人曰く。「今は楽しいしやりがいがある」と断言している。資金だけがネックだ❢(笑)

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