台所通信 Vol.48

   関心事  「年を取るということは」もう一度生き方上手  日野原重明  より

故・日野原重明先生は聖路加国際大学名誉理事長、聖路加病院名誉院長で10月で105歳を
迎えられてのちお亡くなりになりました。

「ハルメク」という月刊誌に連載されていた「もう一度生き方上手」のなかで

この年にしてわかった自制心を保つことの難しさという項でのお話。

・・・年を取ると、人間性が練磨されて自制心が強くなる人もいるかもしれません。
でも現実には、その反対でより気短にになってかんしゃくを起こしやすくなる人の方が
多い気がします。私もご多分に漏れず、「ああ、年だなあ」と思ったわけです。
この「自生する心」への考察は、きっと105歳の私によい影響を与えてくれるでしょう。・・・

と、書いていらっしゃいます。105歳になって初めて『嫌だけど我慢する』という事が
少なかった。などとおっしゃる。いやはや。。。
 私などは「ああ、年だな」と思うずっと以前から癇癪は散々起こしてきたので、つくずく人間性は出来ていなかったな〜と思う。
年を取って人間性が練磨されてきたのか、どうか、頭にピキッとはくるけど、取り敢えず
その場では我慢出来ないこともない❢ 状況は多々ある。
しかし、時間がたつにつれて段々ムカムカしてくる。。。それって、やっぱり
人間性はいつまでも練磨されることは無いように思える(笑)



『お弁当のお話』

毎朝弁当を3つ。最近は怠らずに作っている。食材は今そこにあるもので簡単に済ます。
勢い気負ったりすると長く続けていかれないので、冷凍にしている食材や昨夜の残り。
冷蔵庫にあるもので賄っている。今朝はというと、定番の卵焼き(これは欠かさず),カレ
イを素揚げしたものに軽く塩。冷凍庫にあった菜の花を湯がいてキッチリ絞り、白ごま
と醤油少々とえごま油でサッと混ぜただけ。冷凍の野菜は便利だ。

以前はあれこれ考えすぎて結果とんでもないお弁当になったりしていた。
自分の作る弁当は食べたくなかったのだが、今では弁当を作って持って
いくのが当たり前の朝の風景になっている。さして、苦でもなく当たり前
のようになっていってるのが良いのだろうな。これも年を重ねたお陰なの
だろうか?




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